今回は私の愛車 (新車) 、TESTACH CONCISEのインプレデス〜。

と言っても、私がこれまでに乗り継いできたロードは、LOOK KG361とKG451の二台のみ。。。なので、LOOKと比較してどーなのか?という視点でまとめたいと思いマス。
1. 意外にも軽い

「う〜ん。。。」
という感じでした。んが、実際組み上げて持ち上げてみると
「あっ、軽い。。。」
さすがに無茶苦茶軽いとは感じませんが、所有していたLOOKとあまり変わりませぬ (実測してないので正確には言えませんが) 。なお、フロントフォークは、LOOKのフォークを流用しています。
2. 意外にも進む
コンサイスはバリバリのレーサーというより、ツーリング系のロード。なので、ラグジュアリーな乗り味を追求していて。。。と思いきや、組み上げの過程で、LOOKよりもヘッドチューブの角度が立っていることが判明。また、素材的にカーボンより硬質なのか、
「 (予想に反して) 良く進むなぁ〜」
というのが乗った時の第一印象でした。なお、 素材的に「硬質」 と言っても、カッツン、カッツン。。。と乗り手にダメージを与えるよーなものではありません (LOOKと比較してチョット固めカナ?という程度) 。
3. クニュ〜ッ、クニュ〜ッ

そして、ダンシングをしてみると。。。LOOKとは微妙ぉ〜に違うなぁ。LOOKでは、フレームのしなりで
「スイッ、スイッ」
と、リズムに乗ってダンシングできました (これが楽しかった〜) 。一方、コンサイスのダンシングの乗り味を擬音で表すと
「クニュ〜ッ、クニュ〜ッ」
という感じ。。。もう少し具体的に書くと、踏み心地に持続性があるというか、ペダルを踏み下ろすと、下死点に達するまでペダルを踏み続けている (実際にはそんなことは無いんでしょうケド) みたいに感じられる。。。別の例で言うと、ジェル状の物体を踏んづける心地良さ。。。と言った所。LOOKより 「ウェット」 な踏み心地デス。
そして、この 「最後まで踏み続けてる」 感が、プラスαの推進力につながっているよーに感じられマス。これが、良く言われるスチールフレームが持つ 「ねばり」 というやつなんでしようか?
ダンシングでヒルクラしてみると、このウェット感のある踏み心地のお陰で、チョット重いギアに入っていても、何とか登りきれちゃう。。。という感じがあります (もちろん限界はありますが) 。
4. まとめ
ということで、まとめ。コンサイスは
「乗り手の力を優しく受け止めて、前に進んでくれる自転車」
と言った所デス。価格はとってもリーズナブル。これでLOOKに引けを取らない走りを発揮してくれるんだから、十分満足っ。個人的には、サビだらけになっても、コイツをツーリングやレースで乗り回してみたいですネ〜。
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良いパイプを使ったクロモリフレームは、安い鉄に比べると固めらしいですよ。
あと、スチールの「粘り」というのがいまいち理解できていなかったんですが、コシのある柔らかさ、という感じなんでしょうか?
クロモリフレームが欲しくなるような判りやすいインプレありがとうございました(笑)。これから何年、何十年(?)と可愛がってあげてくださいね!
材質的に「錆びて劣化が激しそう」とか「重そう」とかマイナスイメージが強かったクロモリですが、私にとっては選んで正解、といった所デス。
クロモリの粘りというのも、単純に踏み込めば走ってくれる、という自転車の楽しさを思い出させてくれるものがありますね〜。ふくさんが言われる「コシのある柔らかさ」がぴったりきます。
いろんな素材の自転車を乗ってきたヒトにとっては、特にそう感じられるんでしょうネ〜。