
今回はツールド草津のレースレポっ。震災の余波にも負けずに、草津に集結した自転車乗りの皆さん。被災地から参加された選手もいらっしゃったそうで、会場では自然と拍手が巻き起りましたっ。
天気が心配される中で、私はレース前日に中之条から暮坂峠を越えて草津入り。果たして疲れた (?) 脚で、どのようにツールド草津を走り切ったのか? だらだらレポートのはじまりです〜。
1. レース前
朝起きてみると天気は快晴っ。しかも昨日の強風はすっかり収まって、絶好のヒルクラ日よりにっ。そんな中で、宿の皆さんはイソイソと準備して会場へ〜。
草津は例年通り、スタート時間まではゆったり。あまり早くも行っても時間を持て余してしまうので、私はダラダラと宿で過ごしてから会場へ〜。 (^^;
アップのために軽く坂を登っておくかナァとも思いましたが、前日それなりに登っているので、脚を温存する作戦 (?) に。今回も自転車を持って来なかった相棒と、会場でダラダラしておりました。
2. スタート〜殺生河原

でもアップ無しでいきなり走り出したのでキツい。。。あぁ〜やっぱりチョットでも事前に登っておけば良かった〜と後悔デス。しかし、徐々に自分のペースを掴んで前の選手をパスしていきます。
昨日の疲れは感じられず、冬場も登り続けてきたお陰か、落ち着いて淡々と登り続けられている。殺生付近の傾斜がややキツくて息が上がりましたが、感覚的には 「あ、もう殺生か。。。」 という感じ。うん、今日は乗れているっ。。。と自覚して走り続けますっ。
3. ライバル出現っ

「あれぇ? 今日は調子良いと思ってたケド。。。」
この辺りから今回は好タイムは望めそうも無いことを悟ります。それでもペースを乱さずに行こうと思って登り続けていると、私の横でちょこまかと必死な雰囲気で登るローディさんが。。。お父さんが伴走で走っているキッズローディくんでしたっ。その必死さに最初は
「スゲェ〜、頑張れよぉ〜 (^o^)」
とエールを送って走り抜けようとしたのですが。。。は、速いっ。伴走で前を走るお父さんをパスしたと思っても、直ぐに追いつかれて今度は先行されたり。
「ウゲッ、ヤバいっ!」
と心では焦りつつも
「オオッ、は、速いナァ〜 (^o^;」
と心では焦りつつも
「オオッ、は、速いナァ〜 (^o^;」
とか言って平静を装います。こりゃぁマズい。。。と思ってる所へ緩斜面区間がっ。「ここだっ」 とばかりにギアを上げてスピードアップっ。今度こそキッズローディくんを完全にパスしたと一安心。。。のはずが 「えぇっ、なんでぇ〜!?」 お父さんに着いて必死に追ってくるじゃぁ〜あ〜りませんかっ。 (*o*;
結局そのまま一緒にゴールまで1kmのポイントを通過する事に。これまでにも一生懸命に走るキッズローディくんの微笑ましい姿を、レースで何度も見てきましたが、彼ほど登れる子は見た事無い。。。って言うかこの子、いきなり私の横の視界に入ってきたことを考えると、恐らく私より後からスタートしてここまで来ている (つまり私より速い) んじゃ?
オヤジの意地とばかりに最後の最後でスパートを掛けて、何とか先着してゴールはしましたが、子供相手にムキになるってのも大人気ないよーな。。。でも、彼のお陰で出し切ることができましたヨ〜。 (^^;
4. レースを終えて
今回の大会では記録付きの完走証を頂くことができ。タイムを見ると50分をオーバー。ここ数年はず〜っと50分切りを達成できてませんネェ。
でも、レースでは楽しんで登ることができたナァ〜という感じがあって、それなりに満足。震災のバタバタがあってこのタイムというのは、悪くないものかもしれません (ということにしておこうかと (^^; ) 。
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○ フォトギャラリー 「2010ツールド草津 & ツーリング」