今回は愛車のピスト、JAMIS BEATNIKのインプレ報告をしたいと思いマス〜。
長年ロードに乗ってきたので、BEATNIKそのものというより、ピストという乗り物に対する評価という側面が大きいものになると思いますが。。。これまで乗ってきて感じたことをツラツラ書いていきマス。
【2010.11.30追記】
私が所有するBEATNIKは2009モデルです。2011モデルでは大きく仕様が変更されました。詳しくは 「JAMIS BEATNIKの2011モデルは。。。」 をご覧ください。
1. 基本情報
BEATNIKはブルホーンハンドルを装着して、街乗りピストの雰囲気を漂わせたピスト。ズボンの裾汚れを防ぐチェーンガードがくっついてるという所も、街乗り自転車らしい仕様ですネ〜。
でも、スポーツ自転車としてはこのチェーンガードは野暮ったいっ。。。ということで、外しちゃいたいと思う皆さんも多いかと。これを外すにはBB (ボトムブラケット) まで外す必要がありますので、自信が無い方はショップに依頼しましょう。
乗り味は、私が所有するロード (テスタッチ・コンサイス) と同じクロモリフレームということもあり、個人的には乗換えても違和感がありせん。ペダルを踏み込んだ時の 「クニュ〜」 っという、クロモリ独特の粘りあるウェットな踏み心地を楽しめます。
2. 平地走行
写真の通り、私のBEATNIKはハンドルをドロップハンドルに交換するなど、ロードと同様なセッティングにしています。本当は街乗りピストらしく 「トンガッた」 たたずまいにしたかったのですが、ロードで染み付いたポジションを変えることができず。。。
ということで、これで自転車道などを走ると、ロードに乗ってる感覚とほとんど変わりません。ピストに乗ってることを忘れて、脚を止めそうになることも。 (^^;
また、一定のスピードで走ることが多い自転車道では、固定ギアでよく言われる 「押されている感」 を劇的に感じることはありませんが、ダンシングで踏み込むとペダルの上がりがロードに比べて早く感じます。テンポ良くペダルが回る感じですねぇ。
3. 坂道走行
シングルギアなので、一定の勾配を越えると苦しいですが、ロードでフロントギアで無理なく登れる坂道なら軽快に走れます。
ペダルを踏み込むことになる坂道では、ピストではペダルが良い意味で勝手に回ってくれるので、テンポ良く登れますネェ。
4. 街乗り
私がピストを購入した動機は街乗り。ストップ & ゴーが多い街乗りでは固定ギア独特の走りを楽しめます。減速時のいわゆる 「バックを踏む」 というヤツですネ。
今まで経験したことがないバイクの制御方法に最初は戸惑いがありましたが、今ではこれが楽し〜。ペダルを踏んだ分だけ進み、バックを踏んだ分だけ減速。。。というバイクとの一体感が良いですネ。モチロン、停止する時はブレーキを併用。バックを踏むのとブレーキの使い分けのバランスもだいぶ分かってきました。
また、ロードで街乗りしているとタイミング的に引っ掛からない信号でも、ピストだと引っ掛かる。。。つまり、スピード的にはロードの方が出てる訳ですネ。
しかし、街乗りではスピードよりも、状況を適格に判断して安全 & 効率的に走ることが大事。なので、スピードがロードほど出ないことに対して余りストレスは感じません。
ということで以上です。価格もお手頃だし、ちょっとピストに乗ってみたいという方には丁度良いモデルですヨ。 (^^)
<関連ブログ記事>
○ シングル用のブレーキレバーあれこれ
○ テスタッチコンサイス インプレっ