2006年03月07日

パンク修理の経済学 (?) / パッチ修理とチューブ取り換え

こんにちは。自転車ライフを楽しんでますか?

今回は前回インプレ報告したパナレーサーイージーパッチに関連することについて。。。

パンクはパッチ修理とチューブ取り換えによる修理、どっちがどういう風にお得なのか (経済的に)。。。?

ちょっと前から気になっていたので検討してみることにしました。

なお、久しぶりに数学 (算数?) をやるので、計算や考え方がおかしいかも。。。気づいた方はコメントをお願いします。


1. 前提条件
○イージーパッチは307〜320円。パッチは6枚入りなので、1枚あたり52円とします。

○チューブはなるしまフレンドで購入している一番安い350円のものと仮定します (確かヴィットリアのチューブ)。

○パンク頻度は1ヶ月 (30日) に一回と仮定。

○パッチで修理するのは1回 / チューブのみ。再度パンクした場合はチューブ取り換えを行うものとします。


2. 年間修理回数の計算
上述の前提を基に、チューブ取り換えのみでパンク修理した場合は年間12回パンクするので、掛かる年間費用は。。。

350円 × 12回


一方、パッチ修理を取り入れた場合、パッチ修理→チューブ取り換え修理のセットで年間Y回修理したとして、掛かる年間費用は。。。

(350円 + 52円) × Y


ということで、パッチ修理を取り入れた場合の方が経済的となるのは。。。

(350円 + 52円) × Y < 350円×12回
Y < 10.45回


つまり、チューブ取り換えのみで対応しているヒトが毎月パンクしている場合、パッチを取り入れてチューブ取り換え頻度が10回以下に抑えられればパッチ修理を取り入れた方が経済的と言えマス (逆に11回以上なら非経済的)。


3. パッチ補修性能の計算
では、上述のパッチを組み合わせた修理を年間10.45回行った場合、パッチ修理後Z日走ってその後、再度パンクしてチューブ取り換えしたとすると、新品チューブでは30日走れるので。。。。

(30日 + Z日) × 10.45回 > 30日 × 12回
Z > 4.45日


つまり、パッチ修理したチューブで5日以上走れないと、経済的ではないということになります。


4. 2ヶ月に一回パンクしたとすると。。。
前提条件のパンク頻度を二ヶ月に一回 (感覚的に、今の私はこれぐらいの頻度カナ。。。) として同様の計算をすると、次のようになります。

Y < 5.22回
Z > 8.97日


つまり、年間のチューブ取り換え頻度5回、パッチで9日以上走ることができればパッチ修理導入は経済的デス。


5. とはいうものの。。。(まとめ)
以上のように計算してみましたが、上述の仮定では、パッチ修理→チューブ交換のセットで1回とカウントしていますので、実際はパンク修理を2回行うことになります。そう思うと、

「そこまでしてパッチ修理するか。。。?」


と個人的には考えてしまいます。

また、現在は 「ずぼら」 ながらも整備をぼちぼちやっているせいか、パンク頻度がかなり低くなっている私。。。

上述の計算で、パンク頻度が低いほど、パッチ修理後の走行日数を稼ぐ必要があるということが分かりましたので、パッチ修理を考えるより、パンク頻度を抑える努力をした方が、結果的には経済的かも。。。と思いました。


<関連ブログ記事>
パンクの原因と対処
Panaracer (パナレーサー) イージーパッチ
スローパンク:キラリと光る危ない 「ヤツ」
ホントに "使える" (?) VELOXパンク補修剤


posted by えーじ at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車いぢり
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