グッツインプレ第8回は、このブログで 「裏道・抜け道」 を紹介していることもあり、街乗りで便利なポケット版の地図について書きます。
書店に行けばいろんな地図がありますが、まずは私の経験から、街乗りに適した地図をまとめてみます。
<区別 (市別) にページ構成されたものがおすすめ>
地図には大きく、碁盤の目の様にメッシュ式に分割してページ構成したものと、区別 (市別) にページ構成したものに分かれます。
好みにもよるところはありますが、地図を見ることに不慣れな方には区別 (市別) のものの方が、目的地の探しやすさという点で良いかなぁ。。。と思います。
<1万分の1より詳細な地図が豊富に掲載さえたもの>
ポケット版の地図だとどうしても3〜8万分の1という粗い縮尺の地図が多くなります。
それはそれで全体的なルートを把握するために有効ですが、ピンポイントで目的地を探したい時は1万分の1という縮尺が一つの目安になります。
具体的には、信号やコンビニが (略されずに?) 記載されている、それが1万分の1より詳細な地図デス。
ということで、粗い縮尺のものと一緒に、繁華街等では詳細な地図も豊富に掲載されているものを選ぶことをおすすめします。
<隣町との色の違いが明確なもの>
街乗りをしていると時々ありますが、大通りをまたいで存在する町や小さい町など、隣町との区別がつきにくい場合があります。
そんな時、地図の色分けが明確なものの方が当然、分かりやすいデス。
ということで、以下、具体的な地図を紹介。
1. ユニオン文庫 東京23区 (国際地学協会)
上記用件を満たすおすすめ地図の一つがこれ。
区別に構成された地図は3〜7万分の1の縮尺ですが、この縮尺でも所々にコンビニ表示があり便利。
また、詳細地図も多数掲載。コンビニやガソリンスタンドがアイコン表示なのも見やすいデス。
2. 文庫判 東京 区分・都市図 (昭文社)
冊子のサイズはユニオン文庫と同じため、区別の地図の縮尺は同様ですが、この地図は23区以外の市も網羅しているところが特徴。
にも関わらず、冊子の厚さはユニオン文庫とほとんど変わりません。
中心街の詳細地図もユニオンより詳細に入っている所が多いですが、中心からちょっと外れた所 (例えば港区なら品川とか田町近辺) はフォローされていません。
この辺はどこを街乗りするかによって選択が分かれるところでしょうか。。。
3. でっか字まっぷ 東京23区 (昭文社)
上記2冊子に対して、こちらはメッシュ式のポケット版地図。縮尺は都心部1万分の1、郊外2万分の1。
区別の地図の弱点は、詳細地図が無い所へ行く必要がある場合に不便な点。
そんな時、このメッシュ式の地図の力が発揮されます。冊子の大きさは上述2冊よりやや大きめ。
4. ミニミニマップ 東京
冊子の名称通り、冊子の小ささが 「ウリ」。この小ささと厚さで東京のほぼ全域 (多摩方面除く) を網羅しているのはスゴイ。
が、やはりその分、詳細さは犠牲になっていますので、街乗りにかなり慣れていないとこの地図を使いこなすのは難しい。。。デス。